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国内外の大学生インターンと共に作り上げる無料オンラインイベント「WATCH 2024: For a Sustainable Future」の進捗をレポート

国内外の大学生をJVTAのインターン生として受け入れ、東京外国語大学と共催で実施する無料オンラインイベント「WATCH 2024: For a Sustainable Future」開催に向けたプロジェクトは、4月の本格稼働から1カ月が経ちました。

インターンとしての業務体験を通してチャレンジ精神、チームワーク力、コミュニケーション力、リーダーシップ、主体的行動力、グローバル素養といったスキルを身につけ、学業や将来に役立ててもらうことを目的としたこの「WATCH」プロジェクト。3回目となる今回は、東京外国語大学、神戸市外国語大学、立命館アジア太平洋大学、電気通信大学、津田塾大学、帝京科学大学、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校(アメリカ)、サンディエゴ州立大学(アメリカ)、アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)、ゲント大学(ベルギー)、ビスブバラヤ工科大学(インド)の11大学から51名の学生が参加しており、まさしくグローバルな環境で活動が進んでいます。

インターン生全員が携わっているのは、長編作品『こころの通訳者たち What a Wonderful World』の翻訳です。本作品は、耳の聞こえない人と目の見えない人の懸け橋となるような音声ガイドづくりに奮闘する人々の模様を追ったドキュメンタリーです。そこで描かれる人々の姿は言語間の翻訳に奮闘する翻訳者の姿とぴったり重なり、まさに「翻訳や通訳の“根っこ”を描いた作品」(作品提供元のCINEMA Chupki TABATA・平塚さん談)といえる作品。翻訳や通訳、SDGsに関心が高い学生が集まった今回のプロジェクトにはこれ以上ない、うってつけの作品といえるでしょう。

インターン生は全員が8つのチームに分かれて翻訳を担当。各チームのリーダー、全体を統括する学生リーダー、さらにはディレクションを担当するJVTAスタッフが連携し、ミーティングを重ねながら翻訳作業を進めています。現在は第2校が完成した段階で、少しずつ字幕が形になり始めています。最終的には第6校までリライトを重ねて完成させる予定です。

また、これとは別にも翻訳チームを結成し、2つの短編作品にも字幕を付けています。1作品は、世界の子どもたちに移動映画館で映画を届ける活動をするグループの代表へのインタビューを中心に構成された『映画のヒカリ』。もう1作品は、廃棄される着物を集め、アップサイクルに挑戦している1人の女性の模様を追った『KIMONOルネッサンス』です。両作品の上映は、Yahoo!ニュース ドキュメンタリーの協力のもとで実現しました。

長編『こころの通訳者たち』の翻訳が徐々に軌道に乗り出したこともあり、残る2作品の翻訳活動もスタート。現在は字幕翻訳に着手しつつ、作品の背景や用語のリサーチを進めています。

さらにこうした翻訳作業と並行して、宣伝・告知活動に興味のあるインターン生でPRチームも結成され、SNSやWebサイトでの情報発信が活発に行われています。インターン生たちが執筆した「学生レポート」も随時更新中ですので、ぜひチェックしてみてください。
https://sites.google.com/jvtacademy.com/watch2024/student-reports

インターン生たちは日本語字幕翻訳やPR活動に加えて、今後は作品翻訳の過程で得た社会問題へ理解や知識をもとにトークセッションなどの企画・運営も予定しています。引き続き、学生たちの活動に注目して、応援してあげてください。

◆「WATCH 2024: For a Sustainable Future」公式サイト
https://www.watch-sdgs.com/

◆JVTAの教育機関向けプログラム
https://jvta-group.com/service/education